BATIKのレジデンシー
2006-04-13


黒田育代さん率いるダンスカンパニーBATIKのショーイングが、倉敷芸文館アイシアターで行われた。4月6日から12日までの一週間かけて来年世田谷で公演する作品の創作を行っていて、今日はその一番新しい形を見せてもらえるという企画。
 二時間程の間に次々に作品が変化して創作されていくという、まさに創作の現場を見せる形のショーで、普通の公演とは違いレジデンシーなどと呼ばれている形式である。これは結構珍しい。というか滅多にない形である。
 しかも、この作品は来年東京の世田谷パブリックシアターというところで公演されるもので、まだまだ先だし、しかも倉敷でやるというのが何とも不思議なのだが、ダンス文化を広げていく手法なのだろうなと思った。
 BATIKはとてもストイックで、しかも30分ほど延々動き続けるという大変な作品。みな仕事を一週間休んで倉敷に来たとのことで、そういう意味でも中々大変。

 最初は20時くらいまでの予定だったのが質疑応答が終ったのが21時だったので、チームくらくらの場当りは1時間のみ。半分ほどの作品の場所を確認してさくっと終った。
 帰りに、日曜に自分が出ないことを心配している話を近藤さんに切り出した。前から出ないことは言っていたし、わかっているとは思っていたのだが、中々その話が出てこないので、半分は不安で、半分はどうやって解決するのか興味もあって聞いてみた。
 すると「大丈夫何とかなる」とのこと。きっと1日目が終ってから何とかするんだろうなと想像。今までの近藤さんの様子から、とにかくその場で考えていい解決方法を見つけるというスタイルでやっているようなので。そのことが確認できてひとまず安心する(以上2006/4/18)。
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