表現系とリズム系
2012-06-24


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創作のアドバイスをしていた鴨方高校の「海賊」が岡山県の総文祭で「表現系」の代表に選ばれました。
2005年「脱獄」以来の三度目です。
今年のテーマ「海賊」のストーリー展開は、わかり易さの中にも意外性があって面白さが伝わったのかなと思いました。

鴨方高校の作品は、動きはリズム系のストリートダンスですが、毎年表現系部門に出品しています。
「脱獄」以降は「ストリートチルドレン」「三匹の子豚」「覚醒」「ストリートバスケ」「鬼ごっこ」「怪盗」。
こうして並べてみると、どれも個性があって工夫がありました。

なぜ表現系なのか、その理由は愛好会時代にさかのぼります。
1999年にダンス愛好会ができ、秋に朝日高校であった講習会で講師の岡大の村田先生(現筑波大)が言われた言葉

「体の動きはヒップホップの動きでもいいから、何かテーマを表現しなさい。それが表現系です。」

それまでも今でも、表現系・リズム系と区別することに違和感を感じている僕は、このアドバイスが心に残りました。
そこで翌2000年に初めて総文祭に出るときに「リズム系」の動きで「テーマ」を表現する作品創りを意識しました。
講評の村田先生には「リズム系と表現系の新しい融合」と言われました。

以後、鴨高はずっとそのスタイルを貫いています。
今まで何度か「普通のリズム系を創りたかったらそれもいいし、みんなのやりたいようにやればいいよ」
と言ったことがありますが、部員は「ありえない」と一笑し「鴨高スタイル」を曲げません。
嬉しいです。

今回の作品は7月22日に倉敷市真備町にあるマービーふれあいセンターで再演させていただけることになりました。
皆さんに感謝です。
[部活の記録]
[ダンスの創作]

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