廃校・ダンス・夏休み・思い出
2013-08-13


自分の中で「廃校」と「夏休み」は相性がいい。
どちらも「思い出」というカテゴリの引き出しにあるからかもしれない。

そんな「思い出」を誘発する時空間での「ダンス」の創作。

これはもう最高と言うしかない。

神戸の作品の最終調整は、その廃校の体育館で行われた。

この写真アルバムは、その時間と空間の「思い出」のごく一部でしかないが、確かに存在した記憶のカケラとして、在りし日と今とを繋いでいる。


止められた蛇口。
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可愛いひねるやつ(ハンドル)がついているので、利用する人がいるのでしょう。
小学生の頃、夏休み明けに蛇口をひねるとサビの混じった赤い水が出ていたのを思い出します。


生い茂る雑草と閉鎖された校舎。
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成長のままに雑草が生い茂っていました。校舎はフェンスで立ち入り禁止に。
時間が止まっているのではなく、管理が止まっている、そんな感じでした。


体育館床の換気孔。
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フロアの換気孔が木製なのは、久々に見ました。


伸びてゆく蔦。
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蔦にとっては天国。


開け放たれた扉。
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後ろのにある左右二箇所の扉から、「夏休み」が見えました。


定番のトンボ。
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夏休みの体育館にはトンボがよく迷い込んでいます。


パイプ椅子。
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主張するパイプ椅子と衣装の準備。


はずされた校名。
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実は専修学校の前は小学校だったようです。


乱舞。
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一人一人が意思を持ち、その意志を「動き」として見る者に伝わるように表現する。
これは、なかなか難しいですが、やっていくうちに、わかっていきます。

こうして神戸の作品は終盤の追い込みで完成に向かっていきました。
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